[ママ看護師必見]子育てと両立できる職場3選!
2021年11月15日 掲載
育休が明けたら、看護師に復帰したいけれど、子育てと両立できるか心配だなぁ
安定しない業務体制の看護師だけど、実際に上手に両立して活躍するママ看護師もたくさんいるよ!
今回は、子育てと両立しやすい環境として先輩ママ看護師が選んだ職場3選をお届けします!
目次
1. 育児と両立するために職場に求める条件は…
弊社が独自にママさん看護師に調査したアンケートによると、約90%のママさん看護師が子育てと看護師の仕事を両立するために必要な条件として「時短勤務」を選びました。
多くのママ看護師が産前に勤めていた総合病院の勤務体制は、2交代制や3交代制・月に8回以上の夜勤業務など「長時間勤務・シフトが不安定」であったと思います。
総合病院のメリットとして、①復職後長く勤めると看護師としてのスキルが上がり、自分の看護感に基づいた看護ができるようになる②給与が上がる
ということが挙げられますが、目が離せない年齢の子供が家にいるとなかなか両立は難しいのが現状です。
おすすめの職場①クリニック
ママ看護師にクリニックをおすすめしたい理由として3点挙げられます。
クリニックの数が多く通勤しやすい
なんとなく実感としてもあると思われますが、クリニック施設の数は他の看護施設と比較して最も多く全国に約102,000施設あります。
つまり、あなたの最寄り駅から徒歩10分以内の場所にクリニックが必ずあるため、自宅からでも通勤しやすいというメリットがあります。
時短で勤務可能
クリニックでの働き方は、基本的に「午前診察時間(8:00-12:00)」・「午後診察時間(13:00-18:00)」に合わせて設定されているため、ちょうど子供を保育園に迎えに行く時間までの勤務が可能となります。
2交代制や3交代制などの総合病院と比較しても、業務時間が圧倒的に少なく残業も発生しないという子育てママ看護師にとっては嬉しいメリットもあります。
休日休み・夜勤なし!
子育てと看護師を両立するにあたって、子供との時間の確保は必須であります。
総合病院であれば、土日も関係なくシフトに入ることとなりますが、クリニックであればもともと土日が休診日となっていることが多いため、気兼ねなく土日を子供と過ごすことができます。
また、先ほどお伝えした通りクリニックは「午前診・午後診」のみが営業時間となるため、夜勤がありません。
子供が小さいうちは、1人で家にいさせるわけにはいかず、夜間に預けられる施設も数少ないため看護師が復帰するネックとなる1つの要因ですが、クリニック勤務ではそれを解決できます。
詳しいクリニック看護師の働き方は以下の記事からチェックしてください!
おすすめの職場②保育園
看護師なのに保育園?と思った方が多いのではないのでしょうか?
実は、「保育園看護師」という職種があるのです。
保育の質の向上を目的として厚生労働省により「児童福祉施設最低基準の条例委任について」と保育園に看護師を配置しなければならないというルールが新しく作られたことをきっかけに、現在多くの保育園で看護師の求人募集があります。
子供と同じ期間休日
保育園看護師は保育園が開いている時間が勤務時間となるため、基本的に9:00-17:00で固定となります。
これらの時間外での勤務は発生しないため、勤務が終わったらすぐに自分の子供の保育園にそのまま迎えに行くことが可能なため、ママさんにも子供にも負担をかけることなく両立することができます。
また、子持ちの先輩ママから「子供の夏休みや冬休みなどの長期休暇の間、一緒に休みが取れる職場がなかなかない!」という声が挙がりましたが、保育園看護師であれば保育園が休園日は必ず休日となるため、夏休みなどの長期休暇期間も休むことができ、子供との時間を確保することが可能です。
保育園看護師の業務内容や1日の流れの詳細などは以下の記事をご覧ください!
おすすめの職場③訪問看護
訪問看護は忙しいし、ママ看護師としての働き先ではないでしょと思われた方も多いのではないでしょうか?
しかし実は、訪問看護はママ看護師が働きやすい環境なのです。
地域密着型で増加傾向
一般社団法人全国訪問看護事業協会によると、高齢者層の増加に伴い全国の訪問看護ステーションの数が約13,000箇所となりました。
これは、総合病院よりも多い箇所となり特に地方部に多い傾向があります。
訪問看護ステーションをハブとして利用者の自宅に訪問する形態なので、事務所の増加に伴い1事務所が担当するエリアが以前よりも縮小してより地域密着型の傾向が強まっています。
そのため、自分が住んでいる地域内での勤務となることが多いため、ママ看護師の負担が軽減されます。
土日・祝日は休める
訪問看護の勤務時間は基本的に「9:00-18:00」と設定されているところが多く、クリニックや保育園と比較するとやや長時間となりますが、施設によっては申し入れをすると時短勤務が可能となります。
また、訪問看護は基本的に「土日・祝日休み」のため、休日は育児に専念することが可能です。
総合病院での看護師業務の場合、休日出勤や夜勤が発生しますので、それと比較しても育児との両立がしやすい環境であるといえます。
訪問看護の詳しい働き方については以下の記事をご覧ください!
まとめ
今回は育休から復帰して働くママ看護師におすすめの職場について紹介してきました。
子供ができると子育てとの両立が第一優先となることが多く、以前と同じ環境で働くことは難しいです。
しかし、クリニック・保育園・訪問看護などの職場であれば子育てと両立したいママ看護師が求める「時短・休暇・通勤距離」の条件をクリアできるため、看護師と子育ての両立が可能となります。
あなたが住んでいる地域にもこれらの求人はたくさんあります。
まずは、近場でどのような求人があるのか調べてみましょう。