[求職者必見]高収入・低収入求人の特徴とは?

2022年1月14日 掲載

せる羽
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どんな求人が高収入の傾向にあるのかお伝えします

看護師転職市場の現状

厚生労働省の発表によると、2021年度の看護師有効求人倍率は「2.36%」と全業界の「1.15%」を大幅に超えており、看護師の転職は引き続き「売り手市場」です。

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求人数としては多いため転職先に困る!といった悩みは少ない一方、「看護師資格を必要とする」という基準は同じであっても、求人によって月収は様々です。

セルワーク看護師に掲載されている求人の収入条件をまとめた収入統計ページのデータによると、東京都の看護師平均月給は約30万円となっています。

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(2022年1月14日地点のデータ)

やはり、月収20-30万円代がボリュームゾーンとなっていますが上位5%の求人案件は40万円代以上、また下位5%の求人案件は10万円台のものがあります。

では、平均月収以上の高収入案件・平均月収以下の低収入求人案件の特徴としてどのようなものが挙げられるのでしょうか?

高収入求人案件の特徴

①職場が「美容クリニック」「訪問看護ステーション」

看護師の月収を左右する1つ目の要因が「職種」です。看護師資格を活用した職種には病棟で勤務する看護師の他に、クリニック看護師・訪問看護師・美容クリニック看護師・保健師・幼稚園看護師・介護施設看護師など幅広い職種があります。

その中でも、「美容クリニック看護師」「訪問看護師」が特に月収が高くなる傾向にある職種です。

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「美容クリニック看護師」の求人が高収入になる理由は、私費医療の職場であるからです。

総合病院やクリニックなどは通常、保険適用の医療行為が行われるため患者さんが実質負担する金額は主に3割程度にとどまります。一方、美容クリニックで行われる美容整形や美容点滴などの医療行為はほどんどの場合、保険適用外となるため患者さんは10割負担の金額を支払います。そして、美容医療で使われる薬品は成分の単価が高かったり、美容整形をする医師の技術が希少であることなどから、通常の病院で10割負担で支払うよりもはるかに高い金額がかかります。

そのため、美容クリニックは高い収益を上げやすい医療機関であることから、看護師の給与も高収入となります。

「訪問看護師」の求人が高収入になる理由は、次の項目で挙げている「実務経験による優遇率が高い」からです。

訪問看護師は看護師として実務経験がないと、ベース月収は東京で約27万円と特段高収入と言える収入ではありません。しかしながら、実務経験を3年以上積んでいるとベース月収が東京で約40万円と1.5倍の月収に跳ね上がります。

②実務経験が3年以上

よく転職を考える時に「とりあえず3年は頑張って実務経験を積んだほうがいい」という論を目にしますがその結論としては、「実務経験が3年以上なくても転職先はあるが、3年あれば高収入を得られやすい」です。

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セルワーク看護師に掲載されている東京都の求人のうち東京都の平均月給30万円を超えている求人案件のうち、51%が3年以上の実務経験が応募時の必須条件となっています。

実務経験が1年多くなる毎に約25%給与が上昇する傾向になりますので、「看護師で高収入が欲しい!」という転職希望者はやはり3年の実務経験を持っておくと平均月給を超える高収入を得やすくなりますので、覚えておきましょう。

一方、グラフの中で約半数は「実務経験数を問わない」という案件という結果となりました。

もちろん先ほど述べた、美容クリニック看護師などベース給が高い職種は実務経験を問わずに採用につながることはありますが、あくまでもこの「実務経験数を問わない」という条件は求人に応募できる最低条件であるため、実務経験3年以上の採用希望者が他にいた際は競争に負けてしまいます。

そのため、実務経験3年以上あれば比較的高収入の求人案件で転職をすることが容易となります。

低収入求人案件の特徴

職場が「介護関連施設」「保育園」

平均月収以下となる低収入求人案件の多くは「介護関連施設」「保育園」での勤務となる看護師です。

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セルワーク看護師に掲載されている東京の求人案件の中で東京の月収平均30万円を下回っている低収入求人の職種割合の約50%が保育園看護師、30%が介護関連施設勤務の看護師という結果になりました。

「保育園看護師」「介護関連施設看護師」が低収入になる理由は、保育業界・介護業界がベース給の低い業界だからです。

保育園看護師や介護関連施設看護師が担う役割としては、病院の病棟看護師が行うようなオペの同伴やアセスメントなどの本格的な医療行為ではなく、主に「保育士のサポート」「介護士のサポート」という役割となるため、それらの職業に対応するような給与設定となっています。

そのため、新たな医療技術の習得など”看護師”としてのキャリアアップは必要とされておらず、ベース給も低く給与アップも見込みづらいというのが現状です。

これらの職種は夜勤業務がない・長期休暇が取れるといったようなメリットもありますが、高収入を目指すには向いていない職種となりますので注意が必要です。

まとめ

今回は、高収入・低収入となる求人案件の特徴についてご紹介してきました。

やはり、「職種・経験年数」の2つが高収入・低収入案件となる鍵となる要因であるため、求人情報を選択する際にこの2点について注目してみましょう。

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